建築用語集    タクミ ホームズ 提供 設計用語はこちら
建 築 用 語 集
一級建築士事務所
土地家屋調査士事務所
(株) 総合事務所

住宅建築の現場で使える用語集にするため、少しずつ手を入れています。お気づきのことがありましたら、是非ご指摘ください。
管理人へのメール

建築の設計監理は、(株)匠 総合事務所へどうぞ

用語の各ページに、貴社のバナー広告を出しませんか。
 詳しくはココをクリックしてください。

トップへ戻る


上仕子(鉋)(じょうしこ:がんな)
中仕子鉋(ちゅうしこかんな)
 仕上げに使う鉋(カ ンナ)のこと。鉋は表面を平滑にする道 具だが、鋸(ノコギリ)で挽いただけのザラ ザラな面に、一番最初に用いる 鉋を、荒シコ(鉋)(あらしこ)と呼ぶ。次 には中仕子(ちゅうしこ)を使い、最後に使われる鉋を上仕子もしくは合せ(鉋)とよぶ。

 大鋸釿(チョウナ)などで加工した面は、凸凹が激しく、まず鬼荒仕子(おにあらしこ)鉋や荒仕子鉋でおおむね平滑にする。順次、鬼荒仕子、荒仕子、中仕子、上仕子鉋とつかって、平滑さを上げていく。4者の構造に違いがあるわけではなく、鉋の仕立てに違いがあるだけである。

 凸凹の激しい面では鉋が取り付きにくいので、刃をたくさん出して引くことになる。しかし、刃がたくさん出ると、鉋を引くには大きな力が必要になる。そのため、鬼荒仕子や荒仕子は鉋幅の狭い6分鉋(刃幅が1寸6分=48ミリ)をつかって、下図のYとZだけが付くように、他の部分を大きく削り取って仕立てた。鬼荒仕子や荒仕子で削った面は、平滑さが充分ではない。

 次に、刃幅が広い8分鉋(1寸8分=55ミリ)のXYZの3点を平面にして、他を削り取った中仕子をつかって平滑さを上げる。最後に、XYZの3点を平面にして、他の部分の削りを少なくした上仕子を使って、完全な平面を出した。

 3種類もしくは4種類の鉋を使うことによって、能率の追求と体力の消耗防止を両立させた。電気鉋が普及してからは、鬼荒仕子と荒仕子は電気鉋に取って代わられた。
広告
TAKUMI Amazonへ